君野可代子の絵

illustrator kimino kayoko

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文庫「女の一生 一部・キクの場合」

7月に新潮文庫『女の一生 二部・サチ子の場合』のお知らせをさせていただきました。
こんどはこの一部の方、遠藤周作著『女の一生 一部・キクの場合』のお知らせをいたします。
装画を描きました。デザインは、新潮社装幀室です。
女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫)女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫)
(1986/03/27)
遠藤 周作

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主人公で切れ長の目の美しい少女キク。
考えてみたら日本髪の女性を描くのは初めてだったです。
(追記:よく考えたら初めてではなかったです‥スミマセン)

幕末の長崎、現在も建つ大浦天主堂が建設途中だったころからお話がはじまり、キリシタンであることを隠して生きていた人々の起こした行動や降り掛かる出来事などの史実に絡まりながら物語が進んでゆきます。現代では考えられないほどの精神力で懸命に生きた人達。

私はこのような歴史があったことをちっとも知りませんでしたけど、知っておくべきことだったなあと思いました。当時の人々の自由や権利や平和を得たいという強い願いがあって、現代の私達に繋がっているのだから。
そんな中での主人公キクのけなげで無知で純粋に好きな人を想ういちずな気持ちが、胸が痛くなるほどせつないお話なのですけれど、途中どんなに辛くなってもどうか最後まで読んでください。
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きみの

Author:きみの
1967年 神奈川県生まれ
1990年 セツモードセミナー卒業
2012年 MJイラストレーションズ(7期)卒業
神奈川県在住

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