君野可代子の絵

illustrator kimino kayoko

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロミオとジュリエット

この夏応募いたしましたギャラリーハウスMAYA装画を描くコンペティション vol.9」にて、入選になりました。
romeo and juliet 1

romeo and juliet 2

今年の課題作品の中からウィリアム・シェイクスピア作「ロミオとジュリエット」を2枚描きました。

応募の際、課題6作品の中から最低でも1冊は描かなければいけないことになっています。
カミュの「異邦人」やモンゴメリの「赤毛のアン」など魅力的な作品があったのですが、迷わず「ロミオとジュリエット」に決めました。中世ヨーロッパの装飾などに興味があったという理由もあるのですが、応募要項を読んだときにすぐ構図が頭に浮かんでしまっていたからなのです。どうしても描いてみたくなっちゃったのでした。

とはいえ、「ロミオとジュリエット」は映画などで内容は知っていたものの、ちゃんと本で読んだことがなかったので本屋さんで文庫を購入して読みました。
真面目でお堅い悲劇かと思っていたら、案外隠語や駄洒落とも思える言葉遊びがクドいほど使われていて意外な面白さがありました。この作品の人気の秘密はここにあったのではないかと思うほど。悲劇の中にシニカルな笑いを忍ばせたイギリス人独特のユーモアなのかしらん。

上のキスの絵は有名なバルコニーのシーンを想像して描きました。
下の絵は何百年の時を経て二人が眠る墓場を見たら、まだ当時のままのふたりが横たわっていた‥という妄想のもと、カビの匂いがしてきそうなイメージにしたいと思って描いてます。
どちらも、若い女性がこの有名すぎる物語を改めて「読んでみようかな‥」と思ってもらえるような装画が描けたらいいなと思いながら取り組みました。
(今回、入選作品はMAYAホームページに掲載されていませんのでどちらを選んでくださったのかは判らないです)

昨年に引き続き選んでいただけたことに心から感謝申し上げます。
オーナーの大矢麻哉子さんの暖かい手書きのコメントは、いつもこれからの制作の大きなヒントになり励まされます。大変な作業、お身体たいせつになさってください。
ありがとうございました。
スポンサーサイト

Top

HOME

きみの

Author:きみの
1967年 神奈川県生まれ
1990年 セツモードセミナー卒業
2012年 MJイラストレーションズ(7期)卒業
神奈川県在住

この人とブロともになる

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。